「病院赤字のニュースをみて」の投稿で病院の経営が火の車だという記事を書きました。
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開業医も大変なのでしょうか。また医療の闇を見てしまいました。
子どもが水いぼ(正式には伝染性軟属腫と言います)で皮膚科を受診した時のことです。水いぼなんてよくあるものですから、皮膚科の先生はさっと診断して、専用のピンセットで水いぼを摘みとります。5-6個取ってもらいました。
子どもは泣きましたが、よしよしして帰りました。診察後に受付に呼ばれ、診察券と診療明細書を受け取ります。診療明細書とは診療により行われた検査や投薬、処置などが書いてあるものです。検査や処置には点数がついており、1点=10円と決まっています。明細書を見れば、支払ったお金の内訳がわかります。保険診療では医療の値段は国が決めており、医療機関が勝手に割引をすることも値上げをすることもできません。
「今月は胃カメラの処置料20%OFF」とか
「スーパードクター◯◯先生の手術を希望するならプラス10000点です」
といったことはありえません。
1年目の医師が手術しても、20年目の医師が手術しても値段は同じ。
良くも悪くもです。
さて、ふと明細書を見ると水いぼ摘除の処置点数が書いてあります。
こう書いてありました。
“軟属腫摘除 10箇所以上30箇所未満 220点”(つまり2200円です。)
「ん?10箇所も取ってないよ。そんなになかったよ。」
むむむっと思いました。割増請求しているのです。私の地域では子どもの診療費に補助があり、こちらの支払いはありません。わざわざ、診療所に戻って受付に疑義を問い合わせるなんてことまでしませんでしたが、不正請求だよなと思いました。診療所や病院は公的医療保険の保険者に診療費の7割分を請求します。水いぼがいくつあったかなんていちいち確認できないでしょうからおそらく水増しした額が支払われるのでしょう。
ちなみに水いぼ(伝染性軟属腫)の摘除の値段は以下のとおりです。
・10箇所未満 120点
・10箇所以上30箇所未満 220点
・30箇所以上 350点
この皮膚科は100点多い方の処置代を請求しています。
カルテは見えませんでしたがなんと書いてあるのか。
水いぼ多数と書いたのか、水いぼ20個と書いたのか、はたまた書いていないのか。いずれにせよ、叩けば間違いなく埃がでる案件です。カルテ改ざんの疑いもあります。グレーとかではなく黒ですね。
相手にも言い分があるでしょうから聞いてみたいです。そこまでしないと赤字でつぶれてしまうのでしょうか。それとも私腹を肥やしているだけなのでしょうか。
いずれにしてもまた1つ闇を見てしまいました。
私は勤務医でお金に疎いですが、おそらく開業医界隈では当たり前のことなのかもしれません。クリニックでアルバイトをしている友人の話を聞くと多分そうだと思います。