急に動いた時、重たいものを持ち上げた時、強烈な一撃が腰に入ることがあります。ぎっくり腰です。ぎっくり腰とは俗称で、医学的には急性腰痛症と言います。ドイツ語では”Hexenschuss(ヘキセンシュス)”と言い、日本語に訳すと魔女の一撃だそうです。
原因は腰椎(腰の背骨)を連結している椎間関節やその周囲の筋、靭帯、あるいは椎間板自体が損傷されることで発症すると考えられています。内臓ではなく筋骨格系の痛みですので命にはかかわりません。簡単に言えば”スジ”を痛めたということです。
救急外来で急性腰痛症の方を診察する場合、どうせスジを痛めただけだろと油断していると痛い目にあいます。急に腰痛をきたす疾患に尿管結石や腰椎圧迫骨折、大動脈瘤破裂など他の疾患もあるからです。ただ、なんの持病もない壮年期の方が急な腰痛で動けなくなった場合、ほぼぎっくり腰です。
今回は、単純な筋骨格系のトラブルとしての「ぎっくり腰」について説明します。
初期対応は安静です。特別な治療はありません。
したがって救急外来を受診しても、レントゲンを念のため取って、痛み止めがでて帰宅となります。痛みが良くならなければ整形外科へ行ってくださいと言われます。
痛み止めと安静くらいしかできることがないのです。ただ、近年は安静というより痛みに応じて日常生活を継続するのが良いとも言われています。「鎮痛薬を使いながら日常生活を維持する」が最適解になると思います。
多くの場合、6週間以内に症状は改善します。逆に改善しない場合精査をお勧めします。
鎮痛薬はロキソニンやボルタレンといったNSAIDs(エヌセイズ)というグループとアセトアミノフェンというグループがあります。前者は効果が高いですが胃潰瘍や喘息、腎障害があると使用できません。小児にも基本的に使用しません。医師が処方する際は、よく胃薬と一緒に出します。後者は小児から高齢者まで使用しやすいですが、効果が比較的弱いです。湿布は全身というより局所に作用するので副作用が出にくいです。
まとめます。ぎっくり腰に対しては鎮痛薬で痛みを抑えつつ、日常生活を維持するのが良いと思います。受診するなら整形外科が良いと思いますが、違う原因が隠れていることがあります。発熱や痛みの増悪、しびれなどがあれば単なる”スジ”の問題ではなさそうなので内科受診も検討しましょう。
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